雑談:私流BIAB
「BIAB」とか「不織布」とか「モルトミル」とか、ものすごく検索をかけられているようなので、久しぶりに私流のBIABのやり方を載せておきます。
レシピが決まったら、まずはモルトの量を計ります。私は安いデジタルクッキングスケールを使っています。
2Lの空きペットボトルの口に、もう一つのペットボトルでつくった漏斗をガムテープで固定し、そこにモルトを流し入れます。
この作業は、粉が舞うので、風呂場でやっています。
鍋に不織布袋をセットします。鍋はIKEAの8L鍋。不織布袋は、例えばこういうやつです。
お次は、洗濯ネットをセットします。つまり、不織布袋と洗濯ネットで2重にするわけです。
不織布袋は洗濯ネットよりかなり目が細かいものです。
こうすると、最初に内側の洗濯ネットでマッシュをラクに取り出すことができ(ウォートを分離しやすい)、そのあと不織布袋で細かい滓もキレイに取り除けます。
モルトをクラッシュします。私のやりかたは、基本的にここでやっている方法と同じです。つまり、安いコーヒーミルを電動ドリルで回し、そこにペットボトルから少しずつモルトを流し入れるという方法です。
私の場合、板に穴をあけ、コーヒーミルを接着してあります。こいつを先ほどの鍋の上に置き、クラッシュしたモルトを鍋の中に落としていくわけです。
(追記:その後、ミキサーを使ってクラッシュする方法に移行したのですが、再びコーヒーミルに戻り、こんなふうに使っています。)
クラッシュしたモルトが入った鍋に、別の鍋で70度ほどに温めたお湯を入れていきます。
鍋にお湯が満杯になったとき、67度くらいになるようときどき水を足しながら調整します。
(レシピによって温度は異なります)
あとは温度を一定に保つこと1時間、糖化が完了します。
(2015.2.8 追記: 1時間ほうっておくのではなく、時々よく混ぜます。そうすると、糖化効率がよくなります。)
ここでまずは、上記のように、内側の洗濯ネットのみを引き上げ、マッシュを取り出します。
(ウォートが回りにこぼれる可能性があるため、シンクでやるのをおすすめします)
次に、不織布袋を少しずつ持ち上げていきます。不織布袋は目が細かく、中には細かい麦芽滓も残っているため、なかなかウォートが落ちないと思います(上記はすでにかなり落ちた後)。
ストレーナーに載せて不織布袋をゆっくり上下にゆすります。
この作業も、ウォートが溢れやすいため、シンクでやるのをおすすめします。
ゆさゆさ・・・
だんだんとウォートが鍋に落ちていきます。
最後は、不織布袋に細かい麦芽滓だけが残りました。
こうすることにより、ロータリングをやらなくても、ある程度ビールがクリアーになります。
BIABではスパージングはオプションです。
私の場合は、洗濯ネットに残った熱々のマッシュを、さっさと冷やして処分するために、大量の水をはった鍋にもう一度浸します。そうすると、そこでけっこう糖分も回収できます。
こいつを温めて、もとの鍋にフィルター(みずクリーン)を通して戻します。
あとは、ホップを加えながら煮込み、急冷したあと、漬け物袋に移して1次発酵という流れです。
おしまい。
(今回はBrewDog Punk IPAのクローンを参考に仕込みました。ただし、エールじゃなくてラガー酵母で)
<現在の状況>
・Dry Irish Stout 65:13:7:15・・・bottled 2013/10/25〜
・Magnum+Cascade² Lager ・・・bottled 2013/11/29〜
・Chocolate Lager・・・2次発酵 2013/11/29〜
・Punk IPL・・・1次発酵 2013/11/30〜
2Lの空きペットボトルの口に、もう一つのペットボトルでつくった漏斗をガムテープで固定し、そこにモルトを流し入れます。
この作業は、粉が舞うので、風呂場でやっています。
不織布袋は洗濯ネットよりかなり目が細かいものです。
こうすると、最初に内側の洗濯ネットでマッシュをラクに取り出すことができ(ウォートを分離しやすい)、そのあと不織布袋で細かい滓もキレイに取り除けます。
私の場合、板に穴をあけ、コーヒーミルを接着してあります。こいつを先ほどの鍋の上に置き、クラッシュしたモルトを鍋の中に落としていくわけです。
(追記:その後、ミキサーを使ってクラッシュする方法に移行したのですが、再びコーヒーミルに戻り、こんなふうに使っています。)
鍋にお湯が満杯になったとき、67度くらいになるようときどき水を足しながら調整します。
(レシピによって温度は異なります)
(2015.2.8 追記: 1時間ほうっておくのではなく、時々よく混ぜます。そうすると、糖化効率がよくなります。)
ここでまずは、上記のように、内側の洗濯ネットのみを引き上げ、マッシュを取り出します。
(ウォートが回りにこぼれる可能性があるため、シンクでやるのをおすすめします)
この作業も、ウォートが溢れやすいため、シンクでやるのをおすすめします。
だんだんとウォートが鍋に落ちていきます。
こうすることにより、ロータリングをやらなくても、ある程度ビールがクリアーになります。
私の場合は、洗濯ネットに残った熱々のマッシュを、さっさと冷やして処分するために、大量の水をはった鍋にもう一度浸します。そうすると、そこでけっこう糖分も回収できます。
こいつを温めて、もとの鍋にフィルター(みずクリーン)を通して戻します。
(今回はBrewDog Punk IPAのクローンを参考に仕込みました。ただし、エールじゃなくてラガー酵母で)
<現在の状況>
・Dry Irish Stout 65:13:7:15・・・bottled 2013/10/25〜
・Magnum+Cascade² Lager ・・・bottled 2013/11/29〜
・Chocolate Lager・・・2次発酵 2013/11/29〜
・Punk IPL・・・1次発酵 2013/11/30〜
by kotoribrewing
| 2013-11-30 16:32
| 作り方
アウトドアで自ビールを飲むのが趣味です。
by kotoribrewing
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